生前にお墓を建てることを「寿陵」といい縁起がいい事とされています。 「福(家族繁栄)」・「禄(子孫繁栄)」・「寿(長寿)」という三つの徳があると言います。歴史を見ても始皇帝や聖徳太子など、高い位の人物が「寿陵」しています。また、生前に建てた「寿陵墓」は相続税の対象外ですので、節税対策にもなります。なりより将来、遺族の方々にも負担がなくなります。 |
自分の土地にお墓を建てることは「墓地・埋葬等に関する法律」で禁止されています。それによると、お墓を建てて埋葬できる場所は、墓地として都道府県の許可を得た所に限られています。 |
三十五日が良いとか四十五日が良いとか言われていますが、大事なのは仏を供養する気持ちです。ですから、建てようと思った時が吉日と言えるでしょう。
しかし経済的に考えた場合、身内が集まる仏事のある時の方が費用が安く出来るでしょう。また、仏事以外の時建てるのは良くないといわれていますが、根拠はありませんから気にする必要はないでしょう。 |
お墓を建てた親戚がいるのですが、水引きはどの色を使えばよいのですか? |
お墓を建てるというのは家を建てるのと同じことになりますので、お祝い事となり、赤い水引きを使用するのが望ましいでしょう。 |
お墓は長く使うもの。でもそれだけに古いお墓は傷んでしまっている場合もあります。 そんな場合には「お墓のリフォーム」をお勧めします。綺麗なお墓に新たな気持ちでご先祖様をお参りするのも気持ちの良いものです。 |
最も標準的なものが和型墓石です。和型墓石は、台石を二段に重ね、その上に拝石が建っているもので、一番上の石を「天」、二段目を「石」、一番下を「地」と見立てます。また最近は、洋型墓石も人気があり、公園墓地に行くとこの型がよく見られます。 |
新しくお墓を作った時は、納骨前に開眼法要を行います。日取りが決まったら施主はその日にお墓がきちんと建つかどうか調べ、戒名・その他石塔に刻む文字が 誤ってないかチェックします。開眼法要は出来るだけ賑やかに行うほうが故人も喜ぶでしょう。またお供え物は、海、山、里、沼、自然の産物を用いご供養します。 |
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